~1人の息子と3匹のにゃんこ、大好きな北欧雑貨との暮らし~
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晴天の1月10日、ついに師匠である深海さとみ先生のリサイタル当日。秋から練習を重ねてきた難曲2曲の本番です。
一曲は現代曲、そしてもう1曲は流派の違う山田流の曲。出産後初めての大舞台とあって、本当に大変な想いで当日を迎えました。目の前にお箏がありながらチビを抱えて練習できない辛さ、集中して暗譜作業に掛かれないもどかしさ。独り身の時の自由な時間の有難みを、今になって改めて思い知る事となりました。
育児、それも乳飲み子の世話に専念する時間なんて人生においてはほんのわずかなものなのだろうけれど、そこには経験したことのないほどの神経を使わなければならないし、何より日々稽古が必要な私達音楽家にとって、長く楽器から離れるというのは不安でありストレスの溜まる事。自分の替わりはいないこの世界、とにかく何が何でも乗り越えなければいけないそのプレッシャーは並大抵の事ではありませんでした。
しかしながら翌日の朝、疲れた体でユウを抱えてボーッと見ていた子供番組の次に始まった、全盲のピアニスト辻井伸行さんの国際コンクールのドキュメントをみて思わず涙。私の大変さなんて足元にも及ばない。情けなさ過ぎる自分・・・。審査員の言葉は全部書き留めておきたいほど心に響きました。
「音楽は自分を主張するのではなく、作曲者の意図とその曲の素晴らしさを聴いている人に伝える事が大切」
「合奏は音楽性と人間性との融合」 ・・・今なら痛いほど分かります。
昨日の舞台ではそんなレベルまで到底たどりついていなかったなぁ、余裕の「よ」の字もなかったなぁ、と。
当日は満員のお客様に見守られつつ、どうにか盛会のうちに幕は下りました。自分なりにたくさんの反省が残る舞台となりましたが、支えてくれた家族や温かい心遣いを下さった師匠・先輩・後輩に心から感謝して、翌日に偶然見たそんな番組からもらった有難い言葉もプラスされ・・・また次から頑張ろうという気持ちを新たにしました。
一曲は現代曲、そしてもう1曲は流派の違う山田流の曲。出産後初めての大舞台とあって、本当に大変な想いで当日を迎えました。目の前にお箏がありながらチビを抱えて練習できない辛さ、集中して暗譜作業に掛かれないもどかしさ。独り身の時の自由な時間の有難みを、今になって改めて思い知る事となりました。
育児、それも乳飲み子の世話に専念する時間なんて人生においてはほんのわずかなものなのだろうけれど、そこには経験したことのないほどの神経を使わなければならないし、何より日々稽古が必要な私達音楽家にとって、長く楽器から離れるというのは不安でありストレスの溜まる事。自分の替わりはいないこの世界、とにかく何が何でも乗り越えなければいけないそのプレッシャーは並大抵の事ではありませんでした。
しかしながら翌日の朝、疲れた体でユウを抱えてボーッと見ていた子供番組の次に始まった、全盲のピアニスト辻井伸行さんの国際コンクールのドキュメントをみて思わず涙。私の大変さなんて足元にも及ばない。情けなさ過ぎる自分・・・。審査員の言葉は全部書き留めておきたいほど心に響きました。
「音楽は自分を主張するのではなく、作曲者の意図とその曲の素晴らしさを聴いている人に伝える事が大切」
「合奏は音楽性と人間性との融合」 ・・・今なら痛いほど分かります。
昨日の舞台ではそんなレベルまで到底たどりついていなかったなぁ、余裕の「よ」の字もなかったなぁ、と。
当日は満員のお客様に見守られつつ、どうにか盛会のうちに幕は下りました。自分なりにたくさんの反省が残る舞台となりましたが、支えてくれた家族や温かい心遣いを下さった師匠・先輩・後輩に心から感謝して、翌日に偶然見たそんな番組からもらった有難い言葉もプラスされ・・・また次から頑張ろうという気持ちを新たにしました。
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